デスクワークは、肉体労働よりも筋骨格系の負荷を増加させており、近年の研究では、肥満や糖尿病、がん、うつ病など、たくさんの疾患に「座りすぎ」が起因していることがわかっています。本書は、世界的なアスリートのトレーニングを担当する理学療法士のケリー・スターレットが、「座りすぎ」の生活習慣から脱却し、正しい姿勢で正しく運動し、身体をケアする方法をシステマティックにまとめています。現代人にとって、今本当に必要な運動やセルフケアとは何か。痛みなく快適な毎日を送るための必須スキルを学べる良書です。
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■仕様
著者:ケリー・スターレット、ジュリエット・スターレット、グレン・コードーザ
訳:医道の日本社編集部
判型:B5判 約360ページ
<主な内容>
【姿勢の改善】
Section 1 悪い姿勢がもたらすもの
Section 2 アラインメントが整い、安定した脊柱の重要性
【運動の改善】
Section 3 上手に動く ~歩行、ヒンジ、スクワット、安定した肩~
【習慣の改善】
Section 4 立位ワークステーションのガイドライン
Section 5 座位のバイオメカニクスを最適化する
【セルフケア】
Section 6 基本的な身体のメンテナンス
Section 7 全身の可動性改善の処方箋