初版からの販売累計が100万部を突破し26の言語に翻訳された本書の第3版が登場。世界中のヨガの実践者、指導者、愛好者に多大な影響を与えています。呼吸/立位のポーズ/インバージョン(逆転のポーズ)/筋肉と関節の動きの対応/ポーズの修正による効果の変化/脊柱・神経系・呼吸・姿勢の根本的な相互連関などが、約80のアーサナの解剖学図説により、上下左右あらゆる角度で確認できます。今回の第3版では、第1章と第4章が章ごと追加されています。第1章では、解剖学や運動機能学の伝統的原理の基本的背景/解剖学を含む生物学の分野の定義/運動系の有用な構成概念である神経筋骨格系について詳しく説明。第4章では、神経系の構造や機能/神経系と呼ばれる細胞のネットワークの役割などを掲載。その他の章に関しても、骨と靭帯の構造/筋紡錘と錘内筋線維/伸張の感覚と筋紡錘の反応/椎間板の解剖学などについて加筆。難しい解剖学的前提や、疑問の余地のあるインストラクションが出てくる随所に「指導者がキューイングを行う際の注意」を掲載し、双方が理解しやすい方向性を提示しています。さらに全アーサナを簡略化した棒線画を追加。ヨガの境地に近づくための手段、そしてスピリチュアルで伝統的なヨガを、解剖学的視点を通して解説し、目に見えない領域の点と点を結ぶ役割を果たしています。
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著者:レスリー・カミノフ、エイミー・マシューズ
翻訳:吉水 淳子
判型:B5変型
頁数:344ページ