【ビートありなしMIX】【インストゥルメンタル】【ネイチャーサウンド】【サロン/スパ】
日光浴には、安眠効果や気持ちをリラックスさせる効果があると言われています。ヨガでは、「太陽礼拝(スーリヤナマスカーラ」。言わずと知れた代表的なフローがあります。「1日の始まりに、太陽に感謝し、その恵みに感謝する。」そんな思いを込めて行うポーズですが、忙しい毎日の中でも、太陽礼拝を行うだけでも様々な効果が得られますね。本作は、陽の光のように温かく、心を明るく照らしてくれるような、気持ちの良い曲を集めました。太陽のパワーをもらうイメージで、ぜひ聴いてみてください。他ではあまりない、「日光浴ミュージック」が入ったこのCDを使って、おうちやヨガクラスで「ココロとカラダを整える時間」をお楽しみください。
◆ヨガクラスがスムーズに進む流れ◆
1・2曲目で、心がじんわり温まるようなゆったり優しい曲で、クラスへと気持ちをセンタリングし、心を落ち着かせていきます。3曲目から、少しリズミカルな曲で、聴いているだけで心が晴れやかに、前向きに。6曲目へ向けて盛り上がり、青空へ向かって思いっきり背伸びをしているような開放感と爽快感を。7曲目から、徐々にクールダウン。8曲目は、浮遊サウンドで、じっくりとセルフスキャンするように、極上のシャバアーサナタイムを味わえそうです。9曲目は、波の音をバックに、まるでピアノの音に自分の身体が溶けていく様なまどろみの時間を。最終10曲目は、時折入るティンシャや鈴の音と、深層を支え安定して響くシンセサイザーの音によって、最後のバランスを整えていきましょう。
音楽と日光浴の相乗効果
私は医師として、いわゆる「心を整える」を仕事にしています。様々な症状に対して薬の処方もしますが、薬を使わなくてもできる身近な心のメンテナンスの手段が音楽だと思います。音楽は心を落ち着けたり、気持ちを高ぶらせることもできるのです。優しい太陽の光を連想させるような、温かみのあるサウンドと自然音で構成された本作は、心をリラックスさせ自律神経のバランスを整えてくれるでしょう。 本作のテーマでもある「日光浴」は、体内時計を整え、欠乏すると身体に様々な不調をきたすビタミンDを生合成するなど、人が健康に過ごすために極めて重要です。一部の睡眠障害やうつ病の治療法として人工の光を使った、光療法というものがあるくらいですが、太陽の光に勝るものはありません。「身体から心を安定させる」という観点において、音楽を聴きながら陽の光を浴び、ヨガなどの適度な運動をすることは相乗効果も高まり、とても有効な健康法だと言えるでしょう。
効果的な聴き方
適度な気温と心地よい日差しのある屋外で、ヨガなどの運動時に聴いていただければ相乗効果が高まりとても効果的です。しかし、直射日光による紫外線や熱中症など、適度のリスクは避けなければいけません。そこで重要なのはイメージです。ヨガや自律訓練法などもそうですが「自分を見つめる」など、イメージが非常に重要といわれています。音楽を聴きながら”心地よい日差し”や”穏やかな木漏れ日”などをイメージすることで、室内においても十分「ココロとカラダを整える」ことができるでしょう。
※( )はオススメパート
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監修 山本晴義(浜労災病院 勤労者メンタルヘルスセンター長)
1991年に横浜労災病院心療内科部長、2001年より勤労者メンタルヘルスセンター長に。『ストレス一日決算主義』(NHK出版)など著書多数。自らジョギングなどによる積極的なストレス解消を実施し、著者内でも日常に運動を取り入れることを推奨している。